MD-DSC主催「2020年度Amazon Web Services機械学習PBLセミナー」の開催報告
医療・創薬データサイエンスコンソーシアムのイベントとして、2020年12月2日にアマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社の御協力にて、Amazon Web Services(AWS)機械学習PBLセミナーを開催しました。セミナー内容は、AWSを用いた機械学習モデル構築方法の実習と、アイデアソンです。本年度はオンラインでの開催となり、コンソーシアム受講生22名が本セミナーに参加しました。PBLセミナーは、下記表スケジュールで実施されました。
第1部 | Amazon SageMaker概要の講義 | 13:00-14:00 |
Q&A and Break | 14:00-14:30 | |
第2部 | 機械学習モデル構築実習(Amazon SageMakerハンズオン) | 14:30-16:00 |
Q&A and Break | 16:00-16:30 | |
第3部 | 機械学習モデルのアイデアソン | 16:30-18:00 |
Close | 18:00 |
第1部の講義では、オンライン会議ツールを使い、AWS鮫島講師よりEC2・S3などAWSの基本知識と機械学習利用環境である「Amazon SageMaker」の説明を受けました。第2部のハンズオン実習では、講師の実演に沿って、乳がん診断やCOVID-19 CT Scan画像の分類を、遠隔環境で実行しました。第3部のアイデアソンでは、仮想イベント開催ツールを使い、コンソーシアムの受講生と教員が集まりました。受講生は3チームに分かれて、ライフサイエンス分野の課題解決となる機械学習モデルのアイデアを練りました。アイデアはオンライン共有のスライドを使って時間中にまとめられ、最終的にチーム単位でプレゼンテーションを行いました。受講生達のアイデアは、2021年1月5日締切の「第3回MD-DSC機械学習コンペティション アイデア賞」の評価対象になります。
本セミナーを通して、受講生達は、Public Cloudを使った実践的な機械学習モデル構築方法や、機械学習モデルのアイデア出しの体験をしました。本PBLセミナーを開催するにあたり、御協力いただきましたAWSの皆様に御礼申し上げます。


第2部、第3部の画面キャプチャ