⽂部科学省「データ関連⼈材育成プログラム」
『医療・創薬 データサイエンスコンソーシアム』

イベント

MD-DSC主催「アマゾン ウェブ サービス 機械学習PBLセミナー」の開催報告

医療・創薬データサイエンスコンソーシアムのイベントとして、2018年11月7日にAWS ジャパン社オフィス(目黒雅叙園アルコタワーアネックス)にて、Amazon Web Service(以下、AWS)機械学習PBLセミナーを開催しました。セミナー内容は、クラウドサービスのAWSを用いた機械学習モデル構築方法の実習と、アイデアソンです。コンソーシアム受講生から希望者を募り、27名が本セミナーに参加しました。PBLセミナーは、下記表スケジュールで実施されました。

第1部 Amazon SageMaker(以下、SageMaker)概要の講義 13:00-14:00
Q&A and Break 14:00-14:30
第2部 機械学習モデル構築実習(Amazon SageMakerハンズオン) 14:30-16:00
Q&A and Break 16:00-16:30
第3部 機械学習モデルのアイデアソン 16:30-18:00
Close 18:00

第1部の講義では、AWS鮫島講師より「SageMaker」の機能やAWSの基本知識について説明を受けました。第2部のハンズオン実習では、AWS 岩見講師の実演に沿って、AWSへのログイン、 インスタンスノードの起動、Jupyter Notebook上でのSageMakerを用いた機械学習モデル構築方法、を体験しました。SageMakerの使い方では、学習用データのダウンロードから読込、機械学習モデルの訓練、推論、エンドポイント作成までの一連の流れを学びました。受講生からはAWSの仕組みや、SageMakerの設定方法などの、多くの質問が出ました。第3部のアイデアソンでは、コンソーシアムの教員と事務方を中心にPBLを行いました。ライフサイエンス分野の課題と機械学習モデルの課題解決案を、13チームに分かれて練りました。最終的に、14件の機械学習モデルのアイデアがまとめられ、チーム単位で1分間プレゼンテーションの発表を行いました。発表だけでなく、受講生達のアイデアは、2019年1月8日締切の「第1回MD-DSC機械学習モデル アイデア賞」に投稿されました。
本セミナーを通して、受講生達は、Public Cloudを活用する機械学習モデルの構築方法や、機械学習モデルのアイデア出しの体験をしました。本PBLセミナーを開催するにあたり、御協力いただいたAWSの皆様に御礼申し上げます。

第3部、機械学習モデルのアイデアソンでの様子